楽譜に出てくる音楽用語集 音楽用語辞典より
agitato アジタート(伊)興奮して
quaji クアージ(伊) おおよそ
meno mosso (伊) 今までより遅く
marc. マルカート 一音一音をはっきりと
somorzanda だんだん遅く、そしてだんだん弱く。消えるように。 rit.+dim.。
giocoso ジョコーソ おどけて
senza ~なしに
solo ソロ
tutti ツッティ 全員合唱
piu ピュウ いっそう、より
poco ポコ 少し
moss は 活気のある
poco meno mosso ポコ メノ モッソ
poco piu mosso ポコ ピュウ モッソ
tempo ? テンポ プリモ 元の速さに戻る
rit 段々遅く
Grandioso グランジョーソ 堂々とした 気高い
ダブル♯ 音符の前に×♪となっている時、そのついている音符の音が♯二つ分(1音)上がる。
フェルマータ 拍が一時停止すること、通常ついている音符の2倍伸ばすと書かれた楽典もありますが、
どれくらい伸ばすかは指揮者に合わせます。
コーダマーク 演奏中楽譜を飛ぶ場合に使われます。
toコーダ・マークから次のコーダ・マークへ飛んで演奏します。この場合後半のCODAマークに飛びます。
ダ・カーポ D・Cが付いている小節から最初に戻って演奏します。
ダルセーニョ D・Sが付いている小節からせーにょ記号が付いている小節に飛びます。
※ 長三和音について
根音から長三度と完全五度からなる和音です。英語ではメジャーコードです。
明るい楽しい響きが特徴とされています。
それぞれの調の主音から長三度と完全五度の構成でなりたちます。
Cメジャーでは下の図のように、根音のド、長三度のミ、完全五度のソから構成されています。
長三度とは半音を含まない3度音程です。
完全5度は半音を一つ含む5度音程です。
※ド・ミ・ソ ゲーム
固定ドで ドミソ、レファラ、ミソシ、ファラド、ソシレ、ラドミ、シレファの音程を言えるようにしましょう。(ただし、ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シのそれぞれを根音として長三和音を作る)
次の段階は ドミソ→ソシレ→レファラ→ラドミ→ミソシ→シレファ→ファラド→ドミソと一巡
コダーイ式ハンドサイン
移動ドの読み方 主音の見つけ方 ♯系=幾つ付いていても一番右の♯はシ ♭系=一番右の♭はファ から度を探す。 長調は主音はドから 短調は主音を探したらその三度下のラから音階が始まります。
ド=d レ= r ミ =m ファ=f ソ=s ラ=l シ=s ド=d ♯ファ=fi ♭シ=lo
移動ドで臨時記号がついた時はどう読みますか?
♯は「i」、♭は「e」の母音に変化させます。例えば「ソ(so)」の♯は「シ(si)」、♭は「セ(se)」、「ファ(fa)」の♯は「フィ(fi)」というようになります。「i」のシラブルには上向きの指向性が、「e」のシラブルには下向きの指向性があるためです。このようにあえて異なるシラブルをつけることにより、半音への意識を強く持つことが出来ます。
主和音の練習=主音ドはたっぷりと豊かに 音量は大き目 中間音ミ=優しく(控えめ) 最高音ソ=明るく輝かしく(やや控えめ)